アスベストによる健康障害

「石綿、アスベスト健康障害を予防するために」(著 海老原 勇)より

■胸膜肥厚斑


壁側胸膜の肥厚斑(白く肥厚して見える)

 肺の表面や胸郭の内面を覆っている薄い膜を胸膜あるいは助膜といいます。
石綿を吸い込むと、胸郭の内面を覆っている胸膜の広い範囲に線維が増加して、厚くなります。これを胸膜肥厚斑といいます。
胸膜肥厚斑は非常に特徴のある形をしており、石綿以外の原因では胸膜肥厚斑が生じないと云われています。したがって、胸膜肥厚斑は過去に石綿を吸い込んだことの重要な証拠であると云えます。

 

■石綿肺


石綿肺:肺の下の方が線維化し、細い気管支が拡張して、蜂の巣のようにみえる

 吸い込まれた石綿は、肺に入って、細い気管支や肺胞を刺激して細気管支肺胞炎という炎症を起こします。
この炎症は、治りにくいだけでなく、石綿を吸い込むことをやめても進行を続けます。その結果、肺胞が広い範囲にわたって線維に置き換えられてしまいます。不治の病で、石綿の吸入をやめても病状は進行してしまいます。

 

■悪性中皮腫


胸膜の悪性中皮腫
上の胸膜は悪性中皮腫によってでこぼこに見え、横隔膜も厚くなっている。左の肺に悪性中皮腫が転移している

 胸膜や腹膜から発生する悪性新生物を悪性中皮腫といいます。ガンの仲間ですが、たちが悪く、診断されてから半年以内に死亡することが多く、今のところ治療法もありません。

 

 

 

 

 

Hi-jet ARC工法の特徴
作業イラストを見る
施工エフロー図
作業風景ビデオ
現在使用中の煙突は大丈夫ですか?
煙突アスベストに関するQ&A
アスベストによる健康障害
アスベストの発生源?!