煙突アスベストに関するQ&A

Q1 ボイラー技士等が煙突内の堆積物を撤去清掃することは出来ますか?

A  堆積物を採取分析してアスベストと確定したら、石綿に関する特殊健康診断で所見の無い、なお且つ石綿作業主任者の有資格者でなければ作業出来ません。


煙突からはがれ落ちた脚部点検口に推集したアスベスト含有断熱材

 

Q2 剥落堆積したアスベスト含有断熱材の処理と、廃棄方法等はどのようにしたら良いですか?

A  丈夫なポリエチレン袋等で2重梱包し、特別管理産業廃棄物管理責任者の下での保管が必要であり、又、運搬及び最終処分は特別管理産業廃棄物として取り扱いしなければなりません。


はがれ落ちたアスベスト含有断熱材を灰と誤認して破棄しようとボイラー横に置いてあった

 

Q3 煙突点検口(灰出口)からカメラで上方向を撮影したら、空が見えず何かしら詰まりが生じているようですが?

A  当然ボイラー(非常用発電機含む)を稼働してはいけません。無理に稼働すると不完全燃焼でCO(一酸化炭素)中毒事故や、煙突周辺へアスベスト含有断熱材が大量に煙突から噴出して周辺住民に多大な健康被害を生じる恐れがあります。


下から撮影したが空が写っていない


頂部付近がアスベストでふさがっていた

 

Q4 煙突内のアスベスト断熱材に損傷がありますが、ボイラーの稼働には特段支障がないので、そのまま使用しても良いでしょうか?

A  事業者には石綿障害予防規則(抄)第1条(事業者の責務)で、石綿による健康障害を予防する必要な措置を講じ、石綿を含有しない製品に代替するよう努めることとされています。
アスベスト含有断熱材が、脚部点検口へ剥落堆積している場合は、周辺作業されている方のアスベストにばく露危険性が有り、煙突の所有者は煙突内に使用されているアスベスト含有断熱材の除去等措置を講ずるべきと思われます。

 

Q5 アスベスト含有断熱材の除去とノンアスの断熱材復旧を計画する際、ボイラーを稼働したまま実施出来ないでしょうか?

A  工事期間中、仮の煙突を設置し排煙を迂回させることで、ボイラーを停止せずアスベスト含有断熱材除去と新設するノンアス断熱材の挿入工法によって、ボイラーを停止せずに改修する事は可能です。

 

Q6 煙突長さが40m以上もあり、内径も小さく、尚且つ内面がつぶれて変形している煙突です。煙突を壊さず短い工期で除去が出来る方法ありますか?

A  超高圧水を使用した、煙突無人遠隔除去工法があります。安全に、環境にも配慮した工法です。
しかしアスベスト断熱材内面に硬質のライナーが使用されている煙突は除去出来ない工法もあるようなので、煙突のアスベスト断熱材の状態について、事前確認が必要です。

 

Q7 アスベスト含有断熱材の状態が比較的安定している煙突なのですが、その使用を停止等する場合の措置方法は?

A  出来れば除去処理をして閉鎖が最も望ましいと思われます。しかしそれが出来ない場合には、煙突頂部を風雨降雪等に耐えられる材質を使用したもので蓋をして、脚部点検口は施錠等で開口出来ない様にします。又、管理者等が見やすい位置に『頂部封鎖済み!』『煙突内アスベストあり』『再使用時は内部確認注意』とでも明記しておくと良いでしょう。

Hi-jet ARC工法の特徴
作業イラストを見る
施工エフロー図
作業風景ビデオ
現在使用中の煙突は大丈夫ですか?
煙突アスベストに関するQ&A
アスベストによる健康障害
アスベストの発生源?!